奈良の洞窟紹介洞窟〜奈良奈良の洞窟紹介


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★不動窟

吉野郡川上村柏木 総延長0.18`

 

不動窟への目印
喫茶店「
ホラ!!あな」
 コレ見て引き返すのはやめよう。

 

不動窟の洞口

 

双子の鍾乳石

 

 

 

 大台ヶ原や入之波温泉へ行く途中の国道169号線沿いにある。「柏木トンネル」を出てすぐ、屏風岩の前に、とてつもなく派手な看板がある。電飾サイン付きだ・・・(゜o゜;
 奈良県指定文化財天然記念物「不動窟」の入り口は、この喫茶店「ホラ!!あな」なのだ〜。ログハウス風の店の中に入り、店主に料金を払いましょ。店の奥のドアを抜けると、恐怖の階段が待っている〜!(*_*)

 帰りのことを思うとゾッとしながら、崖に沿った階段を吉野川に向かってどんどん降りていくと、洞口があります。洞口には不動明王が祀られてまして・・・「不動明王は人々のどんなにあつかましい世俗的な願い事であっても 全力をあげてその実現のために奔走してくれます」だそうです・・・。
 洞内からは冷たい空気が〜。内部の気温は約12
℃。間口は約10m。この洞窟は石炭岩質の岩山が風雨で浸食されできたもので、深さ140m。非常に狭くて滑りやすいので、入り口で長靴の貸し出し有。内部は照明が整備されているけどちょっと暗め。
 さぁ、中に入ってみよう!

 10mほど進むと、まず小ホール。どんどん低く狭く下降していきます。洞口から25m付近にあるナチュラルブリッジは必見。めったに見られない円形のもので、上下の円形がはっきりしている。え?画像?とるの忘れちゃった〜m(_ _)m

 そーしてしばらく行くと、どこからともなく轟音が!(^_^)3 幅約2m、高さ約35mの不動滝に近づいていく。湧き水が轟音を上げながら凄い勢いで岩を下っているのだ。そして滝の爆音をBGMに不動明王が・・・。
        滝と不動明王が!     まわりはゴウゴウと音が・・・
 
大量の水は迫力満点、これほど水量や流れに迫力のある洞内滝は、日本でも珍しいらしい。辺りは飛沫がスゴくて、フラッシュが反射してしまい、上手く撮影できないよぅ〜。この滝の水は長寿水と呼ばれていて、一口飲めば「健康で安らかな人生を送れる」らしい。ペットボトルを持っていこう(笑)
 
鎖につかまって、ひたすら小さく〜 右に曲がって三途の川を下ると、とっても小さい穴が!(゜o゜;
奥に行くのには、深そうな水の上にかけられた板を渡った後、小さくかがんでヨチヨチ進まなければいけない。頭を打たないように注意しよう。これが「胎内潜り」。その名の通り、非常に狭い。
(((o(^。^")o)))ワクワクここから先は登っちゃダメです。

 鎖につかまりながら潜り抜けると、「龍のあぎと」(偽)に到着!実際は「奥の院」と呼ばれているらしい。ここの周りの壁は変化に富んだ鍾乳石。たっぷり堪能しよう〜。順路はここで終わり。来た通路を引き返す。ヨチヨチ。
不動滝を過ごして、洞口から出てくると・・・!( ;^^)ヘ..
恐怖の長〜い階段が待っています。のぼりきったら「
ホラ!!あな」で休憩する事に・・・。

大人は500円、小人(小学生まで)300円 15人以上の団体1割引
9:00〜17:00(11月〜3月は16:30まで) 冬季は水曜休み
上流のダムが緊急放水を行うと、臨時休業の可能性有
問い合わせ:柏木観光協会 07465-4-0227

★面不動鍾乳洞

吉野郡天川村洞川 総延長0.2`

 

面不動の洞口

 

 

 

 

 日本古来の山岳信仰「修験道」にゆかりの里、洞川。聖地大峯山の登山口として、古くから修験者や登山客でにぎわうところ。4つの観光洞の他に温泉もあり、見どころ満載です!天河神社までは車で10分くらい、みたらい渓谷までは5分くらい。陀羅尼助(胃腸薬)と名水でも有名。
 交通に不便な地なので車がオススメ。洞川温泉に宿泊する場合以外は、
洞川温泉センターの駐車場に車を停めて散策しよう。 

 県の天然記念物指定されている面不動鍾乳洞、洞川温泉街から山道を10分くらい登ったところに洞口が。この坂道がキツイんですよ〜(>_<) 登りきったところには、茶店が出現。ここで少し休憩しよう。洞川温泉街も一望でき、気持ちいい所です(^-^)

 このお店の人に入場料を払って、すぐそばの洞口に入る。中はきちんと観光整備してあるのでご安心を〜。入り口は一つで内部は円状にぐるっと一周するタイプ。
蝙蝠も飛んでます。

天井から〜 
鍾乳石や石筍など、いろいろ変化に富んだ景観が広がる〜。

 

太郎丸と次郎丸と三郎丸と死蝋丸←これを見よ!クリックすべし!
 
 まるで刑部神社の骨みたい〜(@_@) by悪霊島

洞内から千年以上前の、日本猿やテンやカワウソの骨が出てきたらしい。洞内で見ると雰囲気ありますよ(^-^)

大人は400円、小人200円 4月中旬〜11月のみ営業(期間中無休)
面不動鍾乳洞 0747-64-0352
 天川村総合案内所 0747-63-0999
洞川温
泉観光案内所 0747-64-0333

★蟷螂の窟(蟷螂の岩屋)

吉野郡天川村洞川 

 

まわりの自然はすごい!空気も水も最高級!

 

蟷螂の窟の洞口

 

 

 

少年探偵団が入る鍾乳洞の入り口には、管理人小屋のおじいさんがいるよね。

  

 修験道の始祖「役行者」が開いた修行の場。 今もなお修験者がたくさん訪れるらしく、洞口の雰囲気はスゴイ!(@_@) 中もやっぱりスゴイ!(@_@)
ぜひ体験してみよう〜。
 名前の由来は、天井がとても低い洞窟なので、頭を低くして通るため、カマキリの歩く姿に似ているからとの事。「出る杭は打たれる」「慢心をいさめる」がキーワードらしい・・・。
 ※腰の悪い人は、ココはやめておいた方がいいです。

 車は近くの洞川エコミュージアムセンターに。鍾乳洞の不思議や修験道の歴史など、天川村の自然を学べます。3D映像の修験者体験は面白いよ〜(^-^)
(ごろごろ水のところからも歩いて行けます)
 センターから歩いて数分、川に沿って進むとまずは蝙蝠の窟が見えてくる。その前方の方に管理小屋がある。岩屋橋を渡って管理小屋のところに行くと、そこが蟷螂の窟の洞口になってる事がわかる。

 管理小屋には白髪で長髪のとてつもなく怪しげなおじいさんが!(失礼)
蝙蝠の窟と共通になっている料金を払うと、懐中電灯を貸してくれる。トーチランプという趣のあるモノを貸してくれる時もあるようだが、私が行った時は燃料がナイからといって懐中電灯だった。軽くて強力な懐中電灯を持参していった方がいいかもしれない。内部は全く照明がなく、灯りが消えたら出てこれないから・・・(゜o゜;

 洞口は、修験道関係のオブジェ?に彩られていてビックリ!すげーと思うのはまだ早い。中も同じようにスゴイのだ。
蛇のうろこ模様 内部は狭くて当然暗い。ところどころに看板が立っていて、役行者と見どころに関しての説明書きがある。わずかな灯りの中、そういうの見てるととーっても趣がありまする。くぐり穴をくぐり、
蛇腹を観賞する。ココは蛇腹(スカラップ)という変わった壁が見れる。できた時の地下水流の渦によって、ウロコ模様ができているのだ。珍しい〜。

 「此れ依り先胎内潜り 腰を低くして頭を下げよ」見てたら鳥肌がたつ模様。乱歩の体内くぐりのよう?
この看板から先は今まで以上に低い。案内板には体力的に難しい人はココまで〜と親切に書いてくれている。ヨチヨチ・・・頭や背中を岩にぶつけないよう気をつけよう。
 足元は当然、歩くための道ではない。片手に懐中電燈を持つのは仕方ないとして、もう一方の手は必ず空けておくようにしよう。手を使わないと厳しい道になってきます。
 這う感じで進むと、突如Uターンの看板と柵が。奥まで行ったんだから、怪しい祭所を設置しておいて欲しいと思うのですが、なにもないです。

 無事出てくる事ができたら、管理人の怪しいおじいさんがにっこりお茶をススメてくれます。一息つきましょう。(^。^;)ホッ

300円(蝙蝠の窟と共通) 冬季(11月半〜4月半)閉鎖
洞川温泉観光案内所 0747-64-0333

★蝙蝠の窟(蝙蝠の岩屋)

吉野郡天川村洞川 

洞口の右横には・・・

 蟷螂の窟からちょっとだけエコミュージアムセンターに戻ったところにあります。小さな橋の向こうに見える、穴ポコだらけの洞口。役行者がこもっていたらしい。以前は蝙蝠もいたらしいが、最近はあまり見かけなくなっている。

 開口部が大きく入りやすいが、中は蟷螂同様に照明がナイ。奥は深いのだが、落盤の可能性もあるため途中まで。
 ここにもイロイロ修行場らしく仕掛けがある(笑)。「
役行者のくぐり穴」や、洞口外の・・・実際に行って楽しんでみよう〜!

300円(蟷螂の窟と共通) 冬季(11月半〜4月半)閉鎖
洞川温泉観光案内所 0747-64-0333

★五代松鍾乳洞

吉野郡天川村洞川 

 

トロッコ乗り場の小屋

 

洞口

 

 

 

なにやら仏像が・・・

 発見者の名をとった五代松鍾乳洞。3洞あるらしく、そのうち第一洞がガイド付の観光洞となっている。最近まで落盤の為、入洞禁止となっていたが無事復旧☆彡

 すぐ近くに名水「ごろごろ水」が沸いている。地下を流れる水が洞窟内に反響してゴロゴロと音をたてるところからそんな名前に。名水目当てで遠方からポリタンク持参で来る人がとても多いです。カラのペットボトルを必ず持参すべし。

 ごろごろ茶屋の道路向かいになにやら意味ありげな小屋がたっている。
入洞料はごろごろ茶屋で支払う。一度に4人しか入れないため、早めに券を購入して時間を確認しておこう。待ち時間が長い場合は、蝙蝠の岩屋
蟷螂の岩屋が近いのでそちらに行くのもいいかもしれない。

ガイドの金田一さんが運転するトロッコ 出発予定の小屋の中には、5人乗りのトロッコが。トロッコといってもアレである、みかん畑の斜面とかにコンテナを運ぶ用に延びてるやつ…。(@_@) アレに座席がついているのだ。
 黄色いヘルメットをかぶり、グラグラする座席に座り、
急斜面へGo!!
ジェットコースター並みの角度で山の中を登っていく。それだけでスゴク楽しいゾ!帰りは後ろ向きに降りると聞いて、怖さ倍増!

ガイドの金田一耕助と、他のお客様。 ←終点。洞口の前へ〜。

 ガイドさんは、なぜか金田一耕助だった…(゜o゜;
 帽子からはみ出してる雀の巣のような髪がイイ感じだ。

 
 さて、いよいよ洞窟の中へ。入り口は、鉄板でフタがされてある。
県の天然記念物指定となっていて、二つの洞口、二層構造になっている。大きな石柱や石筍もあり、哺乳累の歯、堆積物など、とても変化に富んでいる

       五代松鍾乳洞の鍾乳石         五代松鍾乳洞の鍾乳石

 それほど広い洞窟ではないが、見どころも充実しており、ライトアップされた鍾乳石がキレイだ。出口は少し上の部分に。帰りは恐怖のトロッコうしろ下りが待っている。

大人は400円。冬季閉鎖。
洞川温泉観光案内所 0747-64-0333

★神泉洞

吉野郡天川村洞川

 大吊り橋のかりがね橋からエコミュージアムセンターに向かう洞川自然研究路遊歩道の途中にある。が、洞窟の中を、日本名水百選に選ばれている清水が流れているため、完全立ち入り禁止となっている・・・。
★その他の洞窟

菊の窟 水晶の岩屋 天人の窟 登竜の窟 弁天窟 無双洞 蟠竜の窟 春日山石窟仏 地獄谷石窟仏 

 詳しい情報をお持ちの方は、教えて下さい。m(_ _)m

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